18歳の青年たちの頑張り

1週間ほど前にスポーツ番組で放送されたプロゴルファー・石川遼
プロ野球選手・菊池雄星の対談は、とても印象的なものでした。

同じ年でも、石川遼はすでにプロとして活躍しているだけあって、
堂々と落ち着いています。菊池雄星は純朴な高校生の雰囲気一杯で
好感が持てました。



勝ち負けのはっきり出る世界で生きるスポーツ選手には、
精神的な強さが求められます。


石川遼は、「調子が良くても浮つかない、調子が悪くても落ち込まないように
心がけていると、試合が終わったあとでも、練習ができるようになりました。
以前は、試合が終わったらぐったりして練習ができなかったりしていました。」
と語っていました。

感情を客観的にキャッチし、コントロールできるようになることで、
エネルギーの無駄を生じさせないようにすることができた、と
素晴らしいコメントです。


また、菊池雄星は、

「お小遣いのは大体3万円で、その殆んどは本に使い、それ以外は食事や付き合い。
全て野球に繋がるような部分で使っています。お金と時間をどう使うかで
人生決まると思っています。」と、本でも精神力を培っている様子がうかがえました。


偉業を成し遂げる人は年齢に関係なく、ちゃんとそれを裏打ちすることを
やっているのだと感じられました。


そんな視点から私自身の日々の仕事や生活を考えると、もっと改善できる
ことがありそうです。

・しっかり翌日の行動を前日にシュミレーションする
   やること、やりたいことを書きだし、優先順位を考えながら
   時間を割り振ります。

・整理整頓タイムを設ける
   物を探す時間は本当に勿体ないもの。片づけを習慣にすることは
   自分のエネルギーを上げるためにも大切な習慣です。

・心身の状態を客観視し、ちゃんとその状態に対応する
   心の状態については、石川遼の言葉とても参考になります。
   体については、例えば寒気を感じたらすぐに衣服を一枚増やしたり、
   便意・尿意を感じたらがまんせずにすぐにトイレに行ったり、
   ぐっすり睡眠が取れるような工夫をすることなどが考えられます。

他にもあるかもしれませんが、この3つがしっかりできるだけでも
随分違ってきそうです。


スポーツの世界は勝ち負けがはっきりするので、自己管理の状態が結果に
出てきますが、勝った、負けたというスポーツの世界ではなくても、実は同じことですね。
いずれ結果として出てきます。

   
18歳の青年たちがこんなにも自分を極めようと頑張っている

そう思うと、もっと自分自身の日々の小さな一つ一つを改善しようと
気が引き締まる想いでした。