幸せになること

今日は、ターシャ・テューダー展に行ってきました。


http://www.tsuruya-dept.co.jp/event/pickup/tuda/index.html


「彼女は、アメリカ・バーモント州の村で創作を続けながら、
30万坪と言われる広大な庭でガーデニングを楽しみ、
愛するコーギー犬や山羊などに囲まれて、生活のほとんどを
手作りするというライフスタイルを守り続けてきました。

絵本作家としても、1938年の処女作以来、70年間に100冊
もの作品を出版してきました。」(パンフレットより)

展覧会を見ていると、彼女が日常を丁寧に楽しんで
暮らしていたことが伝わってきました。



「人生は短いのよ。文句を言っている暇などないの。
 目の前にある幸せを、精一杯味わうことよ。」

「91歳の計画は、絵も、読書も、料理も、ガーデニングも、
 もっともっとしたいと思っています。」


最後の最後まで、意欲的で、人生を楽しんで、愛しんで、
92歳でお亡くなりになったターシャさん。


素敵な人生の先輩を知ると、私も気持ちが高揚してきます。



人生の目的を、ひとくくりにしてざっくりと言うならば、
「幸せになること」。


午後4時30分になったら、庭を眺め、風を感じ、鳥の声を
聞きながら、お茶をしていたターシャさんは、どんな時が
自分が幸せなのかを本当によく知っていた方だったんだと
感じました。


彼女の庭を、彼女の絵本を、そして彼女の生き方を知りたいと、
世界中の人を魅了している彼女の毎日は、一見平凡に見える、
しかし実は、自分の喜びを丁寧に味わう心の豊かさに溢れた
ものでした。


私たちは幸せを求めながらも、どんな時に自分が幸せを
感じるのかを深く考えずに日常を送りがちですね。

目標はあっても、その目標がどんな喜びをもたらすか、
それが本当に幸せなことなのか、深く考える必要があります。

自分にとっての幸せを知っていると、今までの変わりない日常が
違って見えてきます。


私はどんな時が幸せ?

本を読んでいるとき、
家族とくつろいでいるとき、
仕事をしているとき(私はコーチングをしているとき、とても幸せです)
お風呂でゆっくりしているとき
お香を楽しんでいるとき・・・・

沢山書き出して、そのひとつひとつを日常に取り入れながら
日々を楽しんでいきたいと思います。


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