本気度を上げる

本気の人は、人を動かしますね。

役者の素晴らしい演技、感動するような本、魂のこもった歌など
人の本気を感じたとき、気分が高揚し、やる気が上がります。

息子の学校にもそんな本気の先生がいます。
昨日、息子は帰ってくるなりこう言いました。


「いや〜、やっぱ、I先生はカリスマだわ。
 政経、配点少ないから、俺、英語やんなきゃいけないのに
 政経やりたくなるもん。」

この先生、授業中のセリフ、ひとつひとつがとってもカッコ良く、
しかも、休み時間はその逆で、とってもフレンドリー。

この先生のお陰で、政経のセンター平均点は、
県下のどの学校・予備校よりも高く常にトップなんだそうです。


「先生がこう言ったんだよね。

 ”おまえらに必要なことは全部教えた。
  おまえらはもう全部知っている。

  いいか。わからない問題が出ても慌てるな。
  おまえらの知識で全ての問題はなんとかなるんだ。
  頭を振り絞って考えろ。
  絶対解けるからな。” 

  クー、カッコイイ〜。」

と言って酔いしれている息子。


英語をしなきゃと思っていても、本気に火をつけてくれた先生の学科を
勉強したくなる。


私は息子の様子を見て、自分自身がもっと本気度を上げる必要があることを
感じました。
そして、本気が伝わって人のやる気を上げられるような人で常にありたい
と願いました。


この政経の先生、全国の入試問題を研究してらっしゃるそうです。
それでいて、ちゃんと部活指導もなさる。言い訳がありません。

『一流の人脈術』の島田昭彦さんは、かつて雑誌の記者だったとき、
取材相手の本やHPなどに目を通すことは勿論のこと、
相手がアスリートだったら、そのスポーツを必ずやってから
インタビューに臨んだそうです。

だから、質問ひとつの質が高くなる。


本気の人の仕事、とはそういうものだと、政経の先生と島田さんから
学んだ気がします。

学んだ、で終わってはならない。
ちゃんと行動しなければ変化は起きない。

どう本気度をあげていくか。
しばらくそれを考え続けたいと思っています。


http://www.bestlife-coachig.com/index.html
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