達人たちに学ぶ「ゾーン」に入る生き方

今日は、以前読んだ本を再読しました。

『最高の自分を生きる 達人たちに学ぶ「ゾーン」に入る生き方』
丸山敏秋著


この本は、ゾーンに入った人たちの特徴や、どうしたらゾーンに入れるのか、
そしてそこから学ぶ生き方とは何かが書いてあります。

以前読んだときも面白く感じたのですが、時間を経て読むと、
さらに面白さが増した感じでした。



「ゾーン」というのは、ゆったりとリラックスしているのに集中力があって、
すべての情報がキャッチできていて、感情にブレがなく、無意識に
行動できているような状態を言います。

よく、ゴルファーが「ボールの進む筋が見えた」とか、
野球の選手が「ボールが止まって見えた」とかを聞くことがありますが、
あの状態です。


この本の一番面白いところは、東北大学に哲学を教えに来ていた
オイゲン・へリゲルが、阿波研造師範に弓道を学ぶところです。

いかに呼吸が大切か、筋肉に力を入れずに心で引く、などの
極意を伝える師匠と弟子のやりとりを解説してある部分が、
もう、とっても面白い!

ぐい、ぐい惹かれて読んでしまいます。

詳細は、オイゲン・へリゲルの「日本の弓術」「弓と禅」を読めば
さらにわかるので、これからネット本屋さんをクリックしようと思っています。
読んだら、弓道狂いの息子にプレゼント♪


さて、結局、ゾーンに入るためにはどうしたらいいかと言うと、
私が感じ取ったことで挙げると、

1. 呼吸  
2. まっすぐな姿勢
3. リラックス
4. 稽古修練の積み重ね
5. 感謝の心

でした。


吐き切る呼吸や、リラックスを促す体操や運動などを毎日やって、
感謝の心を忘れないようにすれば、私たちもいずれゾーンに
入れるかもしれませんね。


ウットリ・・・・♪


・・・って、4. 稽古修練の積み重ね

ここが問題だ〜。継続がなかなか難しい・・・!


この本の巻末には参考文献が沢山書いてあり、これからいくつかを
クリックする予定です。
どんどん本が増えていくのは、怖いけれど、
読む楽しみには変えられません♪