遠くまで通る声

今日は私にとって画期的なことが起こりました。
自分の声を取り戻す、スタートを切れたような感じなのです。


・・・・・と言っても、訳がわからん、ですよね。


実は、私は小さい頃から「もっと大きな声でしゃべろ。」と父や先生に
言われていました。

大人になってからも、声が小さいのかなと感じて
言い直すことが多々あります。





今日はジャズボーカルの先生に、”遠くまで通る声になるには
どうしたらいいですか?”と訊いてみました。


「サイモンさんはヘッドボイスになってるのよ。要するに、頭から
出てる声ね。

例えば、エレベータガールの声を思い出してみて。
”5階、紳士服売り場でございます。”のあの声の出し方が、ヘッドボイス。

あの声じゃなくて、チェストボイスで出すと遠くまで通るの。
要するに、腹から出す声ね。
舞台俳優の、”生か死か、それが問題だ。”のあの声。わかる?

いつも低い声を出すように半年間心がけてみて。随分違ってくるから。」

と先生は、演技をしながら(エレベータガールになったり俳優になったり)
教えてくれました。



私が練習すると、低い声を出すことを意識しすぎて、宝塚の男優風に
なってしまいます。

「そうじゃないわよ。声だけ低くするの。表情とかは普通にしとくのよ。
当たり前じゃない(笑)。

低い声を意識する。あくびをするときみたいに喉の奥をあけておく。
リラックスしておく。この3つね。

お腹から声を出すから最初はヘッドボイスに比べるとエネルギーがいる
けど、半年経つと自然に出せるようになるから。」



なるほど〜。”リラックス”というキーワードはここにも出てきます。
願望実現も、”リラックス”、通る声にも、”リラックス”がポイント。



うん十年、謎だったことが、判明しました。

そうなのかあ、私はヘッドボイスでずっと話していたのね。
今日からは低音で話そう。




私は生まれて以来、ずっと通る声に憧れていたと言っても
過言ではありません。
今日はその謎が判明して、そして、どうすればいいのかまでわかり
希望が見えてきました(ってちょっと大げさ)。


家族にも、”高い声になってたら注意してね”と協力をお願いして、
これから半年間、通る声を目指して低い声で話し続けようと思います。


ベストライフ・コーチン