機を見る

スムーズに物事が進むときと、頑張っているのにやたら障害が
出てきて進まない、という経験はありませんか?





物事を進めて行くとき、

「機を読む」

ということは、とても大事です。


川の流れに逆らうのと、流れに乗るのとでは、本人の努力と報われ方が
全然違います。





本人の努力は勿論大事ですが、結果を期待せずにたんたんと
自分のやれることをしていく、そして、流れが来るまでは「忍耐」を
言いきかせ「待つ」


これが大事なんだと最近、つくづく感じています。


何もせずに「待つ」のではありません。
ちゃんと自分にやれる努力をしていきます。

しかし、タイミングではないのに、無理をすると、うまくいかずに
疲れだけが残ったり、やる気まで失せたり、いいことはありません。



では、占い師でもない普通の人が「機を読む」にはどうしたらいいか?


私は単純なことですが、静かに目を閉じて、今流れが来ているのか、
まだ来ていないのかを感じてみることだと思います。



人の無意識は私たちが想像している以上にいろんなことを知っています。

でも、顕在意識がせわしなく働いて、損か得かとか、正しいか正しくないか
といろんなことを考えるため、無意識にアクセスできなくなっています。


目をつぶり、雑念が浮かばなくなるまで、心を落ち着けます。
そして、流れを感じてみるようにします。





いかだを作り、いかだを川の近くまで運ぶのは本人の努力

いかだがスムーズに乗れる流れを見るのも本人の責任

そうして、流れが来たら、勇気を出して迷わず漕ぎ出す

すると、今までの努力が報われ、いい流れに乗っていける




「機を見る」

というのはそういうことではないかと思っています。




ベストライフ・コーチン