人間関係で悩んだときは

人間関係がギクシャクするときって、誰にでもありますね。


そんなときは、ちゃんとコミュニケーションをとって、
「相互理解」が大切


・・・・と頭ではわかっていても、なかなかその気にはならないものですよね。





なぜなら、自分の感情が整理されていないから、コミュニケーションを
取ろうという気分に、切り替えることができないからです。



「あんな言い方しなくていいじゃない。私なりに頑張ったのに。」
「あの人の言ってることは正論なんだけど・・、私にも言いたいことがあるわ。」

「あんな言い方されて、こちらの方からコミュニケーション取るなんて
 プライドが許さない。」
 
などなど、いろんな想いが出てきます。



そして、これをこのままにしていると、この様々な想いが堂々巡りを
してしまい、気分は凹んでいくばかりです。



では、こんなとき、どうしたらいいのでしょうか?



私がお勧めする方法は、ノートに気持ちを書きだすことです。



まずは、不平・不満、言いたかったことなど、自分に沸きあがって
くることを書きます。


この気持ちを外に吐き出さずにそのままにしておくのは、体によくありません。
不平不満を言ってはいけないと抑圧していては苦しいばかりです。



充分に吐き出したら、相手の立場に立って、ノートに書いてみます。

「私がAさんの立場だったら、どう思っただろうか?」と考えてみます。


最初は気が進まなくても、想像しながら書き出していくと、
今まで自分の立場でしか状況を見ていなかったことが見えてきます。

そして、相手の立場・気持ちにも理解が進んでいきます。

  



コミュニケーションを取るとき、私はこの下準備がとても大事だと
感じています。


なぜなら、自分の気持ちを整理したあとで、コミュニケーションを取るのと、
整理しないままに取るのとでは、大きな違いが生まれるからです。



整理しないままにコミュニケーションを取ると、
お互いの主張をするだけに終わって、さらに関係が悪くなるということも
起こりえます。



気持ちを整理してから、コミュニケーションを取ると、相互理解が進み、
あんなに重かった気持ちが軽くなった、という気分を味わえます。



さて、では、いざコミュニケーションを取ろうとするときに、
大事なのは、どんな姿勢でしょうか?

それは、まず相手の話を聴き、相手を理解しようと努める姿勢です。



人間関係の悩みは、大抵が誤解から来ていると言われます。

誤解を解いていくには、コミュニケーションを取ることですが、
そのときに、自分のことばかり言おうとすると
関係は逆戻りしてしまいます。

だから、肝に命じて心がけるのが、
「相手の話を聴く  相手を理解する」。


そして、そのあとで、「自分の気持ちはこうだった。」と
自分の感情を伝えます。

ここで、理屈で言ってしまうのはタブーです。
理屈には理屈しか、返ってきません。

「あんな言い方されて、尊重されていないようなつらい気持ちだった。」
という風に気持ちを伝えていきます。





人間関係で悩んだときは、

1.まず自分の気持ちを整理する
2.相手の話を聴く
3.自分の気持ちを伝える


この流れで関係を改善してみられませんか。


失敗もするかもしれませんが、トライしているうちに、
コミュニケーションの取り方のコツが身についてきます。

そして、繰り返すたびに、自分の大切な時間を悶々と過ごさずに、
気持ちよく過ごすことが上手になっていきますよ。





ベストライフ・コーチン