「続ける」ということ

いろんなことを学んでいると、「それはいいな。是非やってみよう。」と
思えることに度々出会います。

しかし、2,3日続けても、そのあと継続させることが
難しいものですね。


去年から私はこの「続ける」ということに取り組んでいます。
毎日ではないのですが、ほぼ毎日あるいは2日に一度のペースで
やれるようになったことは、

・朝の瞑想、般若心経読経、朝日への祈り(1年ちょっと)
・寝る前のストレッチ・気功体操(半年ほど)
・ラジオ英会話(1か月)
周易の勉強(1か月)

です。やってみると、続けるということがいかに難しく、
そして成果も上がるかということを感じています。



ひとつひとつはそんなに時間はかかりませんが、それを毎日続ける
のには、いろんな障害が発生します。

出張した日、特別な行事が発生した日、急ぎの用件が入った日など
いつもと流れが違ったりすると、いつもやっていることをつい忘れたり
時間に追われたり、今日はもういいやと、なりがちです。


そんなことを防ぐためにも、また、一日一日を大切に過ごすためにも
今、心がけているのが、翌日のシュミレーションです。

これをしっかりやると、当日の動きが全然違うことを実感しています。
シュミレーションをするときに、いつもの継続事項をどこにいれるか
考えるので、どんな日でも継続しようという意識が続きます。




映画『ジュリー&ジュリア』を観たとき、私の心に一番印象に残ったものが
この「続ける」ということでした。

ジュリーは、活躍する友人たちの話を聞きながら、自分も何かに
挑戦しようと、ジュリアの著した料理本の全レシピを1年365日で
作り、ブログに掲載することを決め、それを毎日実行していきます。

仕事が終わると、食材を買い、本を見ながら料理をし、翌朝5時30分に
起きて料理ブログを書き、出勤する

1日の行動は淡々とした変化のないものです。

雨の日にも、大雪の降った日にも、
風邪をひいた日も、夫と大喧嘩した日も彼女は、続けます。


すると、4ヶ月目くらいからブログへのアクセスが増え、次第に取材が
入るようになり、そして映画にまでなったという実話です。




「続ける」にはしっかりとした意志と時間管理が必要ですね。


せっかく今続けている継続事項を続けるためにも、
翌日のシュミレーションを継続させる、というのに今私は挑戦中です。